非エンジニアの医療職が“AIを学ぶ”と、どう変わるのか。私のリアルな変化

  • URLをコピーしました!

「AIを学ぶといい、とよく聞くけれど、正直、自分の毎日が本当に変わるのか分からない」。少し前の私が、まさにそう思っていました。プログラマーでもなんでもない、ふつうの医療職です。

それでも、こわごわAIに触り始めて、少しずつ学んでいくうちに、思っていた以上に自分の中で変わったことがありました。今日はそれを、大げさにならないように、正直にお話ししてみます。

はじめに。ここで言う「AIを学ぶ」は、あくまで患者さんや職場が分かる情報は一切入れないという線引きの中での話です。便利さより先に、この前提を必ず守るところからです。

目次

変化①:「面倒な作業」を見る目が変わった

いちばん最初に変わったのは、ものの見え方でした。

それまでは、面倒な書類仕事や繰り返しの作業を「そういうもの」とあきらめて、ただこなしていました。でもAIに少し触れてからは、同じ作業を見ても「これはたたき台をAIに手伝ってもらえそうだな」と考えるようになりました。

作業そのものは変わらなくても、「自分で全部抱えるしかない」という前提が外れる。それだけで、毎日の重さがちょっと軽くなった気がします。

変化②:「分からない」への抵抗が減った

ふたつめは、気持ちの面です。

新しい仕組みや言葉が出てきたとき、以前は「自分には難しそう」と身構えていました。でも、AIに「中学生でも分かるように説明して」と気軽に聞ける環境ができてからは、分からないことへのハードルがぐっと下がりました

「まず聞いてみればいい」と思えると、新しいことを学ぶのがこわくなくなります。これは、AIそのものの便利さ以上に、自分にとって大きな変化でした。

変化③:「自分にも“もう一本”足せる」と思えた

みっつめは、キャリアの感じ方です。

医療職としての専門は、これからも大事にしていきたい。そこに加えて、「AI・自動化を“使う側”として少し分かる自分」というもう一本の軸が育ちつつある、と感じられるようになりました。

専門家としての自分はそのままに、面倒なことは仕組みでラクにできる。この“掛け算”の感覚は、こちらの記事でも書いていますが、AIを学んだことで現実味を帯びてきたものです。一本足より二本足のほうが、気持ちの上でも踏ん張りがききます。
専門資格+もう一本。技師を約20年やって実感した“掛け算”の効きかた

変化④:でも「変わらなかったこと」もある

正直に書いておきたいのは、劇的に何かが激変したわけではないということです。

AIを学んでも、急に仕事が半分になるわけでも、収入が跳ね上がるわけでもありません。日々の仕事の大変さも、そう簡単にはなくなりません。「AIさえやれば人生が変わる」というような話ではない、というのは正直にお伝えしておきたいところです。

変わったのは、作業を見る目・分からないことへの構え・自分の可能性の感じ方といった、地味だけれど土台になる部分です。そしてその土台は、毎日をほんの少し前向きにしてくれます。

4つの変化を一枚にまとめると

変化beforeafter
①作業を見る目面倒な作業は「そういうもの」「これはAIに手伝わせられそう」
②分からないこと「難しそう」と身構える「まず聞いてみればいい」
③キャリアの感じ方専門一本でやっていくしかない専門×AIの「二本足」で立てる
④変わらないもの仕事の大変さ・専門の大切さはそのまま

まとめ:派手ではないけれど、確かに変わる

非エンジニアの医療職がAIを学んでも、魔法のように何かが変わるわけではありません。でも、ものの見え方が変わり、学ぶことがこわくなくなり、自分にもう一本足せると思える——この変化は、地味でも確かなものだと感じています。

大げさな目標はいりません。まずは無料のAIに一度しゃべってみる、面倒な作業をひとつ渡してみる。その小さな一歩から、こうした変化はゆっくり始まります。具体的なはじめ方はこちらで紹介しています。
医療職のための「AI最初の3ステップ」。無料で今日から始められる順番

【お知らせ】この変化の「一歩目」を安全に踏み出すキットをnoteで公開しています

私自身の変化は、「事故を起こさない形」を最初に作ったことから始まりました。その形をそのまま渡せるようにした、私の有料note(500円) を公開しています。宣伝にはなりますが、「変わりたいけど、怖さが先に立つ」という方には合う内容だと思います。

  • AIに最初に渡すルールファイルの完全版+職種別の追記例(技師・看護・事務)
  • 患者情報を入れずに使える安全プロンプト集10本(検査説明・議事録・報告書テンプレなど)
  • うっかり入力してしまった時の対応マニュアル
  • 職場に提案できる院内AI利用ガイドラインのひな形(全文)

医療職のためのAI安全活用スターターキット〜「使いたいけど怖い」を、今日おわらせる〜

第1章まで無料で読めますので、まずはのぞいてみてください。


※本記事は一般的なAI活用と学びの考え方を、筆者個人の経験をもとに紹介するものです。特定のサービスの利用を勧めたり、効果や成果を保証したりするものではありません。AIを使う際は、患者・職場が特定できる情報は入力しないでください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次